少子化問題に伴う労働力の不足が深刻化する今、中小企業にとってAI活用の重要性はますます高まっています。
業務の効率化や生産性の向上など、AIによるメリットは多岐にわたりますが、
「中小企業でAIをどのように導入すればよいのか?」
と疑問に思う経営者様も多いのではないでしょうか。
この記事では、
・中小企業でAIを導入している事例はないか?
・中小企業でAIを導入した場合どのくらいのコストがかかるか?
といった疑問について、
「中小企業向けシステム開発ならセマンティック・アイ」のITエンジニアが、わかりやすく解説します。
他社の成功事例を参考にしていただきながら、御社に最適なAI活用方法を見極めるための貴重なガイドとしてご活用ください。
中小企業がAIを導入するメリットとは?
中小企業がAIを導入する最も大きなメリットは、業務の効率化で生産性が向上することです。
AIは定められた手順の業務を正確に実行することが得意で、人間のようにケアレスミスを起こすことがなく、安全かつ精確に作業を遂行します。24時間体制での稼働が可能なため、業務量の増加にも対応できます。
AIの導入により、従来人間が担っていた作業をAIが代替することが可能となり、これによって労働力不足の解消につながることでしょう。
また、AIは売上予測や需要予測の分析を通じて効率的な経営判断を支援し、売上向上やコスト削減に貢献します。顧客一人一人に合わせたマーケティングにより顧客満足度を高めることも可能です。
生産計画の最適化や人材配置など、AIを活用する方法は多岐にわたり、中小企業にとって導入するべき技術であることは間違いないでしょう。
中小企業のAI導入事例とコストとは?
発電設備・非常用発電機の販売や発電設備の設計・施工・保守作業を行う三友工業株式会社では、AIを活用した「PDF電子帳票自動読み取り・管理システム」を導入しています。
電子帳簿保存法改正に伴い、2024年1月以降は電子取引情報を原則データで、電子帳簿保存法の要件で保存する必要があります。
このAIシステムは、PDFの電子帳票から「取引先名」「金額」「日付」を自動的に読み取って、検索できる状態で保管ができます。
「PDF電子帳票自動読み取り・管理システム」は、弊社セマンティック・アイで開発・導入のサポートをいたしましたが、このAI部分には他社のAPIサービスを利用しています。
他社のAPIを使用することにより、わずかな利用料で高い精度と開発コストの低減を同時に実現することが可能です。
(代わりにAPIの使用コストが発生しますが、利便性を考えれば十分に納得できる程度のコストです。)
読み込む帳票の枚数にもよりますが、月額20万円以下で運用が可能です。
具体的なコストを知りたいお客様は、お見積もりいたしますので下記よりお問い合わせください。
システム開発が不要な電子帳簿保存法の対応方法については、別の記事で詳しく解説しています。
→電子帳簿保存法の自社開発システム導入は必要?開発したエンジニアが分かりやすく解説
中小企業のAI導入に必要な手順とは?
一般的に、企業のAI導入には
・他社の事例調査
・目的・ゴール設定
・課題抽出
・AI学習用データ準備、ツール選定
などのステップがありますが、何より自社の課題の理解と目的の明確化が鍵となります。
セマンティック・アイでAIを活用したシステム開発を行う場合も、まずは課題の精査から始めます。
お客様の課題を咀嚼した上で使用するツールを選定するわけですが、
「どういう技術を使うとどの程度のコストでどういったことが実現できるか」
という引き出しは、システム開発会社によって差があります。
弊社は中小企業様を主たる顧客にしており、より低コストでの課題解決を旨としております。
中小企業では迅速かつ低コストで業務効率化を図りたいことが多いため、AI以外の解決方法をご提示することもあります。
まずはお気軽にご相談ください。最適な解決方法をご提案いたします。
中小企業のAI導入ならセマンティック・アイへお任せください
中小企業のAI導入の事例とコストをご紹介しました。
賢くAIを活用するには、中小企業に特化したシステム開発の実績のある開発会社を選ぶことが大切です。
「デジタル技術を使って業務の効率を上げたいが、費用が高くて費用対効果が見えない」
セマンティック・アイではこういった中小企業の声に対応するため、月額制の開発メニューをご用意しています。
毎月の進捗を見てもらいながら、こまめに打ち合わせて、柔軟に開発を進めることで「お客様が本当に必要だったもの」を提供することが可能です。
セマンティック・アイの定額サービスについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
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株式会社セマンティック・アイ取締役
DX推進と業務システム開発のプロフェッショナル
プログラミング歴25年。新卒当時はObjective-Cの仕事がなかったため、大手ITベンダーで新規開拓営業を経験。関西の中小企業に業種問わず数百社訪問し、ITを使った課題解決に尽力。その後三友工業株式会社に入社し、企画室長として社内DX推進と業務システム開発に従事。現在はセマンティック・アイに移籍し社内外の業務システムを開発している。フルスタックエンジニアとしてインフラからiOSアプリまで幅広く対応可能。