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【2024年】中小企業向け補助金一覧(IT・DX・設備投資)

多くの中小企業がデジタル変革(DX)に取り組む中、費用の面での課題があります。
特に、新しいプロジェクトや商品・サービスの開発を始める際には、相当な投資が必要になることが多いです。
しかし、資金の制約でDXに着手できない中小企業も少なくありません。

そんな中小企業の皆様に朗報です。
政府がDX推進のために、補助金や助成金を提供しています。
これらの支援を活用すれば、費用を抑えながらDXに取り組むことが可能です。

この記事では、DXに使える補助金や助成金の詳細を「中小企業向けシステム開発ならセマンティック・アイ」のITエンジニアが、わかりやすくご紹介します。
DXの導入を検討している中小企業の経営者や担当者の方は、ぜひこの情報を活用してみてください。

【2024年】中小企業向け補助金一覧

中小企業のDXへの取り組みに役立つ補助金・助成金には以下が公表されています。(2024年4月9日時点)

・IT導入補助金2024
・【受付終了】小規模事業者持続化補助金(一般型)

IT導入補助金とは?スケジュール、注意点

IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。

注意点は、事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているITツールが補助金対象ということです。

業務効率化やDX等に向けたITツールとは、
⚫︎顧客対応・販売支援
⚫︎供給・在庫・物流
⚫︎総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス
⚫︎汎用・自動化・分析ツール
⚫︎決済・債権債務・資金回収
⚫︎会計・財務・経営
⚫︎業種固有プロセス
といった種類にわけられ、

予算や業種、営業所や本店の所在地によって絞り込んで探すことができます。
ITツール・IT導入支援事業者検索

IT導入補助金の2024年のスケジュールは、2次締切分が受付中となっています。
応募締切:2024年4月15日(受付中)

【2次締切分】
締切日:2024年4月15日 (月) 17:00
交付決定日:2024年5月27日 (月) (予定)
事業実施期間:交付決定~2024年11月29日 (金) 17:00
事業実績報告期限:2024年11月29日 (金) 17:00

【3次締切分】
締切日:2024年5月20日 (月) 17:00
交付決定日:2024年6月26日 (水) (予定)
事業実施期間:交付決定~2024年11月29日 (金) 17:00
事業実績報告期限:2024年11月29日 (金) 17:00

【4次締切分】
締切日:2024年6月19日 (水) 17:00
交付決定日:2024年7月29日 (月) (予定)
事業実施期間:交付決定~2024年11月29日 (金) 17:00
事業実績報告期限:2024年11月29日 (金) 17:00

決まり次第、補助金事務局にてお知らせされる予定です。

IT導入補助金2024事業スケジュール
IT導入補助金2024公募要領

【終了】小規模事業者持続化補助金(一般型)とは?スケジュール、注意点

小規模事業者持続化補助金(一般型)とは、小規模事業者などが今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更に対応するため、自ら作成した経営計画に基づく販路開拓等の取組を支援するものです。

今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更とは、
・働き方改革
・被用者保険の適用拡大
・賃上げ
・インボイス制度の導入等
が挙げられます。

経営計画に基づく販路開拓等の取組とは、
・新たな市場への参入に向けた売り方の工夫
・新たな顧客層の獲得に向けた商品の改良・開発
・地道な販路開拓等と併せて行う業務効率化(生産性向上)の取組
といったことです。

これらの取り組みを支援するため、それに要する経費の一部を補助する補助金になっています。

持続化補助金の2024年のスケジュールは、第15回が受付中となっています。
応募締切:2024年3月14日(受付中)
事業支援計画書交付の受付締切:2024年3月7日
採択発表日:2024年5月〜6月頃
決まり次第、補助金事務局にてお知らせされる予定です。

第15回小規模事業者持続化補助金公募内容

持続化補助金の注意点は、ウェブサイトやシステム開発等に関連するソフトウェアは、ウェブサイト関連費で計上するということです。
インターネットを活用するクラウドシステムのようなシステム開発費も、開発費ではなくウェブサイト関連費になります。

ウェブサイト関連費のみの持続化補助金の申請はできないため、DX推進のためにシステム開発を行いたいとお考えの場合は、
・チラシ制作
・展示会出展
・店内設備導入
など、他の取り組みとセットで行うようにしましょう。

ウェブサイト関連費のみによる申請はできません。必ず、ほかの経費と一緒に申請してください。
※参照:2023年公募要領P16

【2024年】中小企業向け補助金一覧まとめ

中小企業がデジタル変革(DX)に取り組む際、最大の障壁の一つが資金調達です。
特に、新しい設備の購入や技術開発には高額なコストが伴うことが多いです。
しかし、この記事で紹介されている補助金や助成金を活用すれば、コストを大幅に削減することが可能です。
これらの資金援助は半分以上の経費をカバーしてくれる可能性がありますが、これらの補助金や助成金を申請する際には、かなりの時間と労力が必要となります。また、あなたの事業に最適な支援を見つけるためには、プロジェクトの内容との適合性を考慮する必要があります。

中小企業向けDXならセマンティック・アイにお任せください

賢く補助金を活用するには、中小企業に特化したシステム開発の実績のある開発会社を選ぶことが大切です。
弊社は中小企業様を主たる顧客にしており、より低コストでの課題解決を旨としております。

「デジタル技術を使って業務の効率を上げたいが、費用が高くて費用対効果が見えない」
セマンティック・アイではこういった中小企業の声に対応するため、月額制の開発メニューをご用意しています。

毎月の進捗を見てもらいながら、こまめに打ち合わせて、柔軟に開発を進めることで「お客様が本当に必要だったもの」を提供することが可能です。
セマンティック・アイの定額サービスについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
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